ゆるり日記

息抜きに身の回りのことや聖書のことなど気の赴くまま書きます

平和を願って

今日も雨です。私の住む地域では雨足が弱まってはいますが、ダラダラと降り続く雨も怖いものですから油断をしてはならないと思います。

f:id:yururi3ptl:20210815131441j:plain

この時期ですからブロガーの皆様の記事もお盆関連が多いですね。我が家はクリスチャンですからお盆行事はしませんが、何かにつけて義理の両親や義兄、私の祖母や兄たちのことを思い出し、懐かしんでいます。

昨日も義理の両親のものだった棚の写真などをアップしましたが他にも色々あって、それらをどのようにして手に入れたかが分からないものが多いものの推測をしながら2人のことを身近に感じています。

お盆、仏壇というと思い出すのがタミ君のことです。タミ君が養子に迎えられたのは墓と仏壇の守り手としてでした。実の親と義理の親とは従弟どうしでしたが年齢差がかなりあり、タミ君は4人兄妹の次男でしたので親族会議で子どものいない高齢の従兄の家へ養子に出すことが決まったということでした。

ある時タミ君の実母が高校生の私にポツンと「あなたたちは兄妹3人、バラバラにならずに一緒に暮らせていいね。お母さんは幸せだわ。」と言いました。その言葉で実子と引き裂かれた母の悲しみが私にズッシリと伝わりました。

生まれてすぐにそのような使命を受けて養子に出されたタミ君でしたが、重い喘息だったため高齢の義理の両親はタミ君を東京の大学病院に入院させたり、出来る精一杯のことをしていましたが、結局タミ君は使命を果たすことなく17歳で早逝しました。

弟のように可愛がっていたタミ君の訃報を聞いたのは私が結婚して間もなくのことでした。その時に思ったのは果たすことの出来ない使命のために生まれてすぐに実の親、兄妹と引き裂かれたタミ君の人生の悲しさでした。

そのようなことは私のふるさとのみの風習かと思っていましたら、今も私の身近にいる方の1人が同じ事情で養子に出されたと聞きました。しかし、実の親とも義理の親ともうまくいかなくてギクシャクが続き、赦すことの大切さを知ってから何とか関係修復が出来たと話してくれました。

夏、それもこの時期はどうしてもタミ君のことを思い出します。

さて、今日は終戦記念日です。新型コロナウイルス感染爆発と大雨の影響かメディアも例年のようには取り上げてはいないように感じていますが、何があっても戦争の悲惨さを覚え、平和を希求していかなければならないと思います。

youtube.com

 

マタイの福音書5章9節 

平和をつくる者は幸いです。その人たちは神のこどもと呼ばれるからです。

ローマ人への手紙12章18節

あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。

 

 

 

 

 

 

 娘の小説を読んでみたいという声がありましたので、恐縮ですがアップさせて頂きました。今どきの若者の青春ストーリーですが、お読みいただけると感謝です。