このままの姿で
自分を受け入れることはなかなか難しいことで私も若い頃は自己受容ができなくて随分と悩み苦しみました。
自分はこうありたいという願いと実際の自分にギャップがあり過ぎて失望していました。善でありたいと願うのに自分の内側に闇があることを恥じて苦しみました。
自分の欠点、弱さを拒んで自分を追いつめ、自分のような者は生きる価値がないと思って悶えました。
悶々としながら神さまに思いを吐露していたある時「自分の弱さを含めて自分らしさだと受け入れ、自分を赦しなさい。」という思いがきました。
その瞬間私の心に光が射しこみ、気持ちが楽になって生きづらさから解放されました。苦しみましたが後には尊い体験だったと思うようになりました。
成人式があったこともありますが、最近は受験生や新社会人のために祈る機会が増えたこともあって自分の若かりし頃のことを思い出しています。
30年ほど前にクリスチャンの間でよく歌われた「このままの姿で」という賛美があります。私もよく歌いました。
若い頃のことを思い出して同じ悩みの中にある人々にその賛美が届いてほしいと思ったものです。
「このままの姿で」 作詞作曲:ノア
小さな野の花でも 主の愛を受けて輝く
あふれる主の恵みは いついつまでも
バラはバラのように スミレはスミレのように
私もこのままの姿でついてゆきます
空を飛ぶ鳥たちは 主の愛を歌い続ける
溢れる感謝喜びは いついつまでも
鷲は鷲のように 雀は雀のように
私も主のほめ歌を歌い続ける