ゆるり日記

息抜きに身の回りのことや聖書のことなど気の赴くまま書きます

心が守られますように

ここ数日寒さが和らいでいて今日も温かな日差しにホッとしていました。

とはいえ私の住む学区の小学校は感染児童が増えて学級閉鎖が相次いでいるとのことです。保育園の休園も激増、とりわけ働くお父さんお母さんは大変なことでしょう。

コロナウイルスの勢いに歯止めきかずといった中、私の知人はマスク着用で(コーヒーを飲む瞬間はマスクを外し)相互の距離は1メートル程、空気清浄機を回しながら1時間半くらい同室で交流していた方が2日後にコロナを発症したのだそうです。

自分たち家族は濃厚接触者なのかと保健所に問い合わせたらそうではないので普段通りの生活で良いとの答えだったそう。但し、体調に異変が起きたらすぐに連絡くださいとも言われたとのことで「含み」があります。

社会機能維持のため一時のような厳しさはなくなりました。緩くなったから大したことではないというのでなく、だからこそ一人ひとりが感染予防に努めなければならないと思うところです。

昨日私は礼拝での登壇日でしたが、スタッフが抗原検査キットを買ってきたので礼拝前に検査、陰性を確認してから礼拝に臨みました。意識の高いスタッフがいて感謝です。

さてこの状況ですので高齢者施設は面会禁止が続いていて面会者が多かったSさんにとってはこのうえもなく寂しい事態です。加えて病気が進行して部屋から一歩も出られず、スタッフも忙しいのでゆっくり話し相手になってもらう訳にもいかないのでしょう。

先日施設長が電話をしてきて、すぐにSさんに電話を替わったのですが以前より言葉に力がなく呂律も回りませんでした。それだけでも心痛いことですのに彼女が最初に発した言葉は「先生、私を先生の家に引き取ってもらえません?」でした。

彼女はメディカルホームに入所していて常駐の看護師が彼女の病状をチェック、医師と連携しながら日々薬の加減をしています。彼女自身そのような自分が個人の家で暮らすのは無理だと分かっているのです。

ですからすぐに「無理ですよね。分かっているけど辛くてー。」と泣いていました。肉体の病はともかく心が病むと色んなことが崩れていきます。

心が元気であれば大抵のことは凌げますから。その為にも繋がりは大切です。Sさんには面会禁止が解除されたらすぐに会いに行くと約束しました。それまで何とか持ってほしい、そう願っています。

 

ヨハネの手紙 第三 1章2節

愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。

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