必ず再開するぞとの思いは強く
かれこれ40年以上教会で11月の恒例行事として続けているチャリティバザーが今年は中止になりました。去年は産直野菜販売を辛うじてしたものの今年は地域行事が中止になっていることに歩調を合わせて教会も完全中止にしました。
例年バザーの前には複数の農家が野菜を捧げて下さり、子どもたちも農家まで芋ほりに行き、そうして集まった大量の野菜を破格の値段で売るので地域の方々も楽しみにしている催事です。
野菜だけではなく、大量に集まってきた日用雑貨、ハンドメイドのファブリックやケーキの販売、カフェ、韓国料理、おでん、フランクフルト、杵でついたばかりのお餅等々の模擬店があり、イートインコーナーも設置するので毎年大賑わいです。
そうして得た収益は全てフィリピンのストリートチルドレンへの医療、食料、就学援助として送っていましたがザンビアとメキシコにも広がっていきました。
幼い子供たちが路上生活をする。日本では考えられないことですが、その彼らに自分の弁当をあげてほしいと願った小さな少年の思いから生まれて成長した働きです。
住む家はおろか日々の食事すら儘ならない生活だった子ども達が援助を受けて大学まで進学、夢を叶えたストリートチルドレンが何人もいます。サポートする側の喜びでもあります。
チャリティバザーは出来ないけれど違う形でサポートを続ける方々がいるので働きは継続されますが、個人的には地域の方々と一緒に出来ないことを残念に思っています。しかし、来年は必ず再開すると思っているのは私だけではありません。
箴言22章9節
善意の人は祝福を受ける。自分のパンを寄るべのない者に与えるから。
詩篇112篇9節
彼は貧しい人々に惜しみなく分け与えた。彼の義は永遠に堅く立つ。その角は栄光のうちに高く上げられる。