ゆるり日記

息抜きに身の回りのことや聖書のことなど気の赴くまま書きます

愛が取り囲んでいるので決して一人じゃない

夫を仕事に送り出したすぐ後に私は2ヶ月に1度のメディカルチェックのためかかりつけのクリニックへ。一番乗りでクリニックに着いたのでまだ開院準備中でした。

しばらく待って診察室へ。ドクターは私の母はどうしているかと尋ねてくれました。いつも母のことを気に留めて時にはアドバイスもくれます。私の健康状態は特記事項もないため母の近況をカルテに書き込んでいました。^-^

今日は朝から細切れに予定が入っていて気ぜわしい日でした。昼食も打ち合わせをしながら済ませ、その後すぐに少しばかりのおやつと買ってほしいと頼まれていた冬用の肌着を持ってSさんに面会に行きました。

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一番の目的は本人が元気でしっかりしているうちにエンディングプランを立てて書類に残すためです。聞きづらいことではありますが、身内ではない者が関わっていくので混乱を避けるために本人の希望を文字に起こして署名捺印を貰いました。

家族がいないのは本当に大変なことです。施設入所にあたって私がSさんの身元引受人になりましたが、身内ではないので役所関係の手続きをする時に何度も壁にぶつかり、担当ケアマネのほうがスムーズに事が運ぶのでケアマネに頼み込んだこともありました。

Sさんにしてみれば家族ならばそこまで気を遣わずに済むのに四方八方に気を遣いっぱなしです。それでもSさんは一人ではなく神様からも周りの人からも愛されています。

辛さから愛に気づきにくくなるようですが、沢山の教会員の方からプレゼントやら差し入れがあるので「愛されていますね。世代を越えて繫がりがあるってスゴイことですよ。」と言ったら感じるものがあったようです。

今日は気がかりなことが一つ片付いて本人は安心したのでしょう。帰りがけに「私の気持ちです。」と言って紙切れに「先生ありがとうございました。」と走り書きをして渡してくれ、

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言葉でも何度も「ありがとう」を繰り返し、その言葉に送られて帰ってきました。

少しでも明るい気持ちで過ごせるよう、痛みに苦しむことが無いよう祈るばかりです。