一つひとつ区切りをつけて
やっと帰省の目途が立ったのでこの数日は隙間時間にふるさとの不用品回収業者をネットで探していました。過去2回叔母の家とSさんの家の片付けのために不用品回収業者を利用しているので少しは仕組みが分かっているつもりですが、ふるさとには業者の数が少ないこともあってまだ決まりません。
私のふるさとだけかも知れませんがエアコンの取り外しをしてくれる回収業者が少なくなっているようです。とりあえず諸費用についてキチンと説明のあった会社がエアコンの取り外しもしてくれるというので現地で見積もってもらうことにしました。
何も確認しないで処分する訳にはいきません。母の押入れは8年前に私が大々的に片付けてスッキリさせました。しかし、本当はもっと処分したかったものの母の思いを無視する訳にいかず結構な量を天袋に移し替えました。
ということは今回片付けるにあたって天袋の中の物を出してチェックする必要があります。要らないものばかりとはいえ…。脚立に上って一つひとつ天袋から出すことを想像すると8年前の私は随分元気だったのだなと思います。やはり体力があるうちに片付けておくものです。
義姉が必要なものは義姉宅にと思っていますが、その数は知れています。まだまだ使えるものをゴミとして出すのは惜しい限りですが、リサイクルショップに持ち込む時間もないので、良い物もゴミも全部いっしょくたで回収して貰うしかありません。
よく買い取り品を処分代から差し引きますと謳っているのを見ますが、現実はよっぽど価値があるものでなければゴミ扱いだということが過去2回の経験で分かりました。私の「勿体ない」心が働いて「本当に全てがゴミになるのではなく物によってはリサイクルされるのでは」そんな淡い期待を持たずにはいられません。
それにしても当の母が知らないまま母と私の大きな区切りの時を迎えます。寂しくはありますが感謝をもって前に進みます。