ゆるり日記

息抜きに身の回りのことや聖書のことなど気の赴くまま書きます

雪にまつわるあれこれ

寒くなりましたが夫は「まだコートは要らない。」と言ってコート無しで出勤しました。体感温度は人それぞれですね。今日のニュースで北海道と東北では例年の2倍の雪が降ったと聞いて日本も広いと思いました。

私が初めて雪を見たのは高校生の修学旅行の時、熊本ででした。何かしら灰のようなのが舞い降りて来ると思って掌に受けてみたらスッと消えたのでビックリして、それが雪だと理解するのに数秒かかりました。

その後、観光バスで阿蘇山に向かったのですが路肩に積もった雪を見て「雪だ。雪だよー。」と大興奮して泣き出す子もいました。可愛かったなぁ。

けれど、阿蘇山の頂上に着いてロープウェイを降りた途端スッテンコロリと転ぶ人続出で雪が美しいだけではないと身をもって知りました。まだ17歳の女の子には尻もちは恥ずかしかった。

日本の雪はベタ雪(北海道はどうかな?)ですが、カナダの雪はパウダー状でコートに積もった雪を手でパッパッと払えます。仕事で初めてカナダに行ったのが12月、クリスマスシーズンでした。

ある日クリスマスキャロルのために珍しく夜に出かけました。雪の積もったハイウェイを車で走っていると前の車が巻き上げた雪で目の前が真っ白になり前の車のテールランプすら見えなくなりました。

ハイウェイは渋滞していてノロノロ運転なのですがヒヤッとすることの連続で何度悲鳴を上げたか知れません。

帰り道は車が殆どなかったので雪を巻き上げられることなくハイウェイをゆっくり走行、宣教師館に着いた時は心から「やれやれ」と思ったものです。

ロッキー山脈の麓ですから氷点下30度もザラでしたが日本のほうが寒いと思ったのはあちらはセントラルヒーティングが完備しているからですね。凍えて帰っても家の中に一歩入ると温かくてホッとします。

さぁ、これから本格的冬を迎えますね。心引き締めていきましょう。

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