ゆるり日記

息抜きに身の回りのことや聖書のことなど気の赴くまま書きます

悲しみと憂いの代わりに

日々冷え込みが厳しくなっていますね。我が家は寝室のサッシに結露防止シートが貼れないため毎朝乾いたタオルで拭いているのですが、タオル1枚で済んでいたのが最近は3枚要ります。(⌒-⌒; )

昨日はいつもより時間をかけて今年最後のスタッフ会がありました。来年のスケジュールの話し合いが殆どで2022年が既に始動しています。

午後からはSさんの要介護度が上がったのを受けて担当者会議がありました。施設長以外は電話ではお話をしていたものの対面は初めての顔ぶれで和やかな挨拶から始まって良い雰囲気でした。

施設は2週間前から面会制限中なのですが特別許可が出たので会議後に居室でSさんとゆっくり時間を過ごせました。

Sさんはしばらく前から食事もベッドまで運んでもらって居室から出ることがなくなったため、ドアの向こうに何があるかも忘れていますが大抵の記憶はハッキリしています。

私の子や孫のことまでよく覚えていて特に私の6歳孫娘のことがお気に入りだそうで嬉しそうにエピソードを話していました。

色んなことが理解できるからこそ苦悩も大きくて何度も何度もツーッと流れる涙を拭いてあげながら彼女がかつて描きながらも実現しなかった夢の話などに耳を傾けました。

私が「主 我を愛す 主は強ければ 我弱くとも恐れはあらじ 我が主イエス 我が主イエス 我が主イエス 我を愛す」と歌うと途中からSさんも一緒に歌い、歌い終わると「感謝します」と両手を胸に重ねて涙していました。

波瀾万丈の人生を送ってきたSさん。私は彼女の苦しみ、悲しみのカケラも知りませんが、今の時を共に語らい、歌い、祈れる…これもまた神様が与えてくださったことと感謝に思っています。

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イザヤ書61章1節~

神である主の霊が、わたしの上にある。

主はわたしに油そそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、

心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。

捕らわれ人には解放を、

囚人何かに囚われている人という意味…ゆるり付記には釈放を告げ

主の恵みの年と、われらの神の復讐の日を告げ、

すべての悲しむ者を慰め、

シオンの悲しむ者たちに、灰の代わりに頭の飾りを、

悲しみの代わりに喜びの油を、

憂いの心の代わりに賛美の外套を着けさせるためである。

彼らは義の樫の木、栄光を現わす主の植木と呼ばれよう。