ゆるり日記

息抜きに身の回りのことや聖書のことなど気の赴くまま書きます

つもらない話

子ども達が小さい頃、私たち家族は古くて狭い集合住宅に住んでいて、便利にキレイに暮らしたいと思った私は頻繁に部屋の模様替えをしていました。1,2ヶ月に1回のペースで家具の配置を変えるものですから、うちを訪れる人から「また替えたんですか」と言われたものです。

タンス、食器棚はもちろんピアノも1人で移動させていました。当時は弱くてしょっちゅうぶっ倒れていたのに若かったのだなぁと思います。ピアノは脚の下に要らなくなった毛布をかませて、その毛布を引いてソーッと少しずつ動かしていました。ピアノのためには大変良くないことですが古いことを言い訳に… やる気があれば大抵のことはやれる!と思ったものです…(⌒-⌒; )

模様替えの面白さは狭い空間をいかに機能的かつ見栄え良くするかをパズルのように考えるところです。そして実行したら達成感が得られること。家具の裏など隅に溜まるホコリを一掃できるのも大きなメリットです。

いつも作業を終えると満足しますが、しばらくすると新たなアイデアが浮かんできてウズウズするのでした。アイデアって泉のように湧いてくるものですね。

一番工夫したのが息子の部屋にあてがった三畳間。そのスペースに机、ベッド、本棚、ハンガーラックを入れました。もちろんベッドはロフトベッド、机は180㌢高のライティングデスクにしました。どう工夫したかを書くとややこしくて私の力にあまるので書くのをパスします。m(__)m

それでいっぱいになるところを本好きの息子のために頑張って本棚もプラス。なおスペースがあるので息子はベースギターとアンプも持ち込んで大層気に入っていました。そこにお友だちを呼ぶこともあり、狭くてもちょっと自慢だったようです。

残念ながら当時の写真は1枚もありません。スマホ時代の今と違って日常的なことを写真に撮るということがない時代でしたし、特に私は写真には無関心でしたから。

あの当時は家が狭い代わりに趣味と化した模様替えで存分に楽しませてもらいました。けれど夫の実家に移って狭さ問題が解決した途端、模様替え熱は失せて他に関心が移りました。

広い家での生活もとても良かったのですが、大掃除の時になったら狭い家の頃には考えられない量のホコリと格闘することになったのでした。そういえば引っ越してから花粉症に苦しんだ時期がありました。

鉄は熱いうちに打て、ホコリは積もる前に掃き出せ、ですね。悪習慣もしかり。

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2年前から愛用しているモップ。便利です。