REGENERATION 再生
近所を歩いていて上を見上げたら秋を見つけました。
ハナミズキの葉が赤く染まり始め、赤い実がついています。イマイチ自然が少ない地域ですがちゃんと四季の彩りがあるものです。
ところで若い頃に「十字架と飛び出しナイフ」（デヴィッド・ウイルカーソン著 生ける水の川出版）という本を読みました。アメリカの片田舎の教会で牧師をしていたウイルカーソン牧師が命がけでニューヨークのギャングに神の愛を伝えた実話です。本はベストセラーになって30以上の言語に翻訳されて映画化もされました。私も読む度に感動して色んな方に奨めた一冊です。
今は絶版になっていますので簡単には手に入らないだろうと思いながら探してみましたら驚くような価格ながら市場に出ていました。
人が何らかの働きに神によって召された時、本人には揺るがない確信が与えられ、他の人を「あの人のどこにそのような情熱と才能があったのか」と驚かせるものです。
マザー・テレサも静かで目立たないシスターだったと言われていますが、神様からの召しの確信が原動力となった方でその召しのことをマザーは「天職」と言っています。
そして先日NHKスペシャルでやはり神の愛に動かされて南アフリカのギャングのREGENERATION 再生のために働くイギリスの牧師の活動記録が放映されていて、私はその愛と信仰にとても感動しました。
貧困の中に生まれて仕事もなく自分の身を守るためにギャングになるしかなかった若者たち。頻発する抗争で殺すか殺されるか、そんな緊迫に満ちた地域に自ら飛び込んで光に導くために彼らと関わり続ける牧師の働きを沢山の方にご覧頂きたいと思いました。
