ゆるり日記

息抜きに身の回りのことや聖書のことなど気の赴くまま書きます

小さな気遣いが♫

昨日は名古屋でも久しぶりに雨となり今日も曇ってはいましたが気温は下がらず温かい日でした。

さて昨日はNNさんの弟さんから電話があってずっと気にかけていたNNさんの状況が分かって安心しました。

実は12月の上旬に私は独居高齢者であるNNさんに連日のように電話をかけましたが、繋がりませんでした。NNさんに連絡がつかないのは珍しいことではありません。宅急便を送っても玄関まで出てこないために業者にキャンセルされて戻ってくることも間々ありました。

そのようなことなど色々あってNNさんが独居を続けるのは私から見ても限界だと思っていましたが、身内といえば弟さんしかおらずその弟さんがどこまで姉であるNNさんの状態を把握しているかも分かりませんでした。

何度電話しても出ないNNさんに「彼女の当たり前ではあるけれど。」と思うものの「NNさんの当たり前で片づけていけない」という思いが強く迫りました。

幸いこの夏に大家さんの電話番号を知ったばかりでしたので大家さんに電話で「ここ3日ほど朝に夕にしつこいほどNNさんに電話をしているが電話に出なくて、年齢のこともあって気になっているのですが。」と伝えたら翌日NNさんの弟さんと一緒に様子を見に行ってくれることになりました。

翌日大家さんに電話でNNさんの状況はどうだったか尋ねると「最初は意識がなかったのか弟さんが大きな声で呼びかけていましたが、そのうち意識が回復して救急車で運ばれ入院したようです。どこの病院かは分かりませんが、何か分かったら連絡しますね」ということでした。

けれどそれから何の連絡もなく、もしや退院したかも知れないと思ってNNさんに何度も電話をかけてみるものの繋がらず、年賀状を出したので退院したなら電話がかかってくるはずですが、それもなくてずっと気になっている中での弟さんからの電話でした。

今回のことはNNさんが老人ホームに入所するきっかけになるようにと願っていましたが、昨日の弟さんの話では「あと2,3日発見が遅れていたら命がありませんでした。独居はもう無理なので退院後は老人ホームに入れる準備を進めています。」ということで、私としても祈りと願いが通じて喜んでいます。

それにしても人と人との繋がりと小さな気遣いが危険回避となるだけでなく大きな機会をも生むものです。周りの人々に少し関心を持ち、気遣い合えるといいですね。