ゆるり日記

息抜きに身の回りのことや聖書のことなど気の赴くまま書きます

終わり良ければ

昨日の夜は礼拝のメッセージに立っていましたが、礼拝が終わってピンマイクを外した途端Tさんが急逝したという知らせが入りました。

Tさんは家族の中でたった1人のクリスチャンですが、ご遺族からK君に連絡があって分かったことでした。Tさんからすると孫より若いK君ですが、とても仲良しだったのです。

既にセレモニーホールと直葬をするということで話を決めた後でしたが、急遽関わらせて頂だくことになりました。

セレモニーホールに向かう途中K君がお花を買って持って行きました。直葬なので棺は蓋をしてあるだろうと思っていましたが、行ってみると蓋が開いていてTさんは少し笑みを浮かべて眠っているようでした。

早速いそいそとTさんのお顔の周りを中心にK君が買った花で飾ったらご遺族が喜んでいました。

Tさんからは2週間ほど前に「友人夫婦のために祈ってください。」と電話があって一緒に祈りました。1週間前にも本人の希望でご家族のために一緒に祈ったところでした。

色々思いめぐらしてみると彼女は自分の気がかりなことを全部片づけて旅立って行ったとしか思えず、そのことをご遺族にお伝えしたら少しは慰めになったようでした。

すぐ先に何が待ち受けているか分からないのが人生で、Tさんの死も青天霹靂でしたが、普段はなかなか家族が揃うことがないのにTさんの最後の時は家族全員が揃い見守ったと聞いて、みごとな幕の引き方と慰めを覚えたのでした。

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