ゆるり日記

息抜きに身の回りのことや聖書のことなど気の赴くまま書きます

夫婦愛の変遷

今日も秋晴れで温かな土曜日でしたが夫は出勤、私は家にこもって来週の仕事の準備をしていました。

今日は外部とのやり取りもLineやSMSばかりで夫を送り出してからは聖書を音読した時以外は声を発することはありませんでした。

そんな中でも嬉しいことがありました。足腰が弱ってかれこれ2年ほど教会に来ておられない高齢の女性から動画が送られてきたのです。

彼女は長年遠方から電車を乗り継いで教会に来ていました。車でだと東名高速道路を走って1時間半はかかります。

私は以前そのお宅に月1回、10年以上通って一緒に礼拝の時を持っていました。大変やさしい方で悪い言葉を一切口から出すことがなく、何時間一緒に居ても清々しい気持ちでいられる方です。

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訪問のきっかけは彼女が精神的に追い詰められたことによりました。ひどい時は私が仕事から帰宅すると彼女が家の前で私を待っていました。何も手につかず家事も出来ない状態でした。

原因は彼女の夫でしたが、幸い夫は「定期的に訪問したい。」という私の申し出を自分が仕事に行っている間のことだからと許可してくれました。

私が通った10年あまりで夫とお会いしたことは1度もありませんでしたが、妻の信仰が理解出来ずに厳しく当たっていた夫が妻の信仰の理解者に変わり、やがては協力者になっていきました。

彼女はもちろん私も我がことのようにその変化を喜びました。近年は足腰が弱った妻のために日曜日は夫が家事を引き受け、教会に出かける妻を駅まで送迎してくれるようになりました。

,色々あったとはいえ夫は妻を愛してきた訳で、妻もまた夫を愛してきたことがお2人を見ていてよく分かりました。

そんな沢山の思い出やら思い入れがある方の近影が届き、思ったよりお元気そうな様子にホッとしました。

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